日経平均株価、つまり「日経225」を構成する255銘柄の一覧リストを作成する方法が無いか探されていることかと思います。
日経225の銘柄一覧をExcel・csvで作成することは、現時点では非常に簡単ですので、5分あれば完成します。
もし、Excelが非常に得意であれば3分でもできると思います。
参考までに上場銘柄すべての一覧を作成する場合にはこちらの記事でまとめています
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上場企業の一覧をCSV・Excelで作成する方法【完全マニュアル】
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目次
1. 日経225の銘柄一覧を確認できるサイト3選
日経平均株価は、日経新聞社が決めたルールで運営されていますので、もちろん日経新聞社のホームページや関連ページには掲載があります。
日経225の銘柄の寄与度にランキングなど、一部の情報が掲載されているサイトは多いのですが、日経225を構成しているすべての銘柄を掲載しているサイトは意外と少ないものです。
代表的な3つの掲載サイトをご紹介します。
1-1.「日本経済新聞」のホームページ
日本経済新聞社のホームページにアクセスすると日経225の一覧があります。
日経225に含まれる銘柄の情報をサイトで確認する分には良いのですが、Excelで一覧化するという観点では課題が残ります。
Excelで一覧化するためには、こちらの情報をコピーしてExcelに貼り付けることを業種の数だけ実施しても良いのですが、「業種別に区切られている」「複数ページに掲載されている」「株価が2段になっている」という3つの手間が発生します。
日本経済新聞社のホームページの日経225の一覧
1-2.「日経平均プロフィル」のホームページ
日経平均プロフィルのホームページにアクセスすると、こちらにも日経225の一覧があります。
こちらも日経225に含まれる銘柄の情報をサイトで確認する分には良いのですが、Excelで一覧化するという観点では課題が残ります。
Excelで一覧化するためには、こちらの情報をコピーしてExcelに貼り付けることを業種の数だけ実施しても良いのですが、「業種別に区切られている」という観点から手間が発生します。日経新聞社のホームページの掲載よりは手間が少なそうですね。
日経平均プロフィルのホームページの日経225の一覧
1-3.「SBI証券」のホームページ
SBI証券のホームページにアクセスすると、こちらにも日経225の一覧があります。
こちらは日経225に含まれる銘柄の情報が1つの表になっていることに気が付きます。
特に、業種ごとに区切られたり、複数ページに渡ったりすることもありません。
Excelで一覧化するためには、こちらの情報を一度にコピーしてExcelに貼り付けることで非常に効率よく作業ができそうですね
SBI証券のホームページの日経225の一覧
2. 日経225の銘柄を簡単にExcel化できる「SBI証券」を活用
日経225の採用銘柄を掲載しているホームページが以外にも少ない中で、SBI証券のホームページが一番簡単にExcel化できる構成になっていることも1章で分かりました。
日経225の採用銘柄が1つの表になっていますので、これらを一度にコピーしてExcelに貼り付けることで簡単にExcelファイルを作成していきたいと思います。
※SBI証券が今のホームページの表記方法を変えない間は継続して利用できます。
3. 日経225の銘柄一覧を5分でエクセルに一覧化する方法
日経225の銘柄一覧をExcelで作成する具体的な手順をご紹介します。
こちらの方法が理解できれば、毎回5分もあれば日経225の銘柄一覧をExcelにすることができます。
(1)日経225銘柄が一覧化されているページにアクセスする
>「マーケット」-「日経平均株価採用銘柄一覧」の順にアクセスする
(2)マウスの左のボタンをクリックしたまま(ドラッグ)にして、そのまま表の「銘柄コード」の文字から「業種」の文字まで選択し、下におろしていきます。
そうすると日経225の一覧の銘柄コードや銘柄名が選択されて青くなります。
(3)すべて選択ができたら「右クリック⇒コピー」または「Ctrl+C」をします。
(4)Excelを起動して「A1」のセルを選択して「右クリック⇒貼り付け」または「Ctrl+V」で貼り付けます。
(5)貼り付けるとこちらのようになります。
B列が折り返しになって表示されているのとリンクが付いている点が気になりますよね。
(6)B列の課題を解決していきます。
(7)列番号の「B」をクリックしてB列をすべて選択します。
そのうえで右クリック「ハイパーリンクの削除」を選択することで、すべてのリンク先が消えます。それと同時に各行の幅がバラバラでしたが、同じサイズに戻ります。
(8)全体を見て「列の幅」や「折り返し表示をされている銘柄の行の幅」を整備していきます。列の幅を広げてあげれば1行に収まりますので、行の幅は自動で調整されますね。
(9)特に装飾等をしないようであれば、これで完成となります。
(10)最後に名前を付けて保存を選択し、保存の際にExcelまたはcsvを選択していただければと思います。
さいごに
上場企業の約3800社の銘柄一覧を作成するのは手間がかかりますが、日経225の225社の銘柄一覧であれば5分で作成できることがお分かりいただけたと思います。
SBI証券が現在のような一覧を提供してくれている間は効率的にリストを作成することができますので、リストを作成した方はぜひ参考にしていただければと思います。
今回の作業はコピーと貼り付け、ハイパーリンクの削除でしたので、Excelが苦手・csvが苦手という方も
発展版としては、「日経平均の寄与度」「株価」などを追加などをしていくと活用の幅が広がっていきますね。